この記事を読んでいるあなたは、
- XM(エックスエム)の両建てを知りたい
- XM(エックスエム)の両建てのやり方や口座凍結のリスクを知りたい
- XM(エックスエム)の両建てを解除する方法を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回は、そんなあなたに向けて「XM(エックスエム)の両建ての特徴やデメリット、やり方や解除方法」などをお伝えしていきます。
なお、以下の記事でおすすめの海外FX業者13社のランキングを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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XM(エックスエム)の両建てとは
引用：https://www.xmtrading.com/jp/
XM(エックスエム)とは、Tradexfin Limitedが運営する世界最大規模の国際為替取引所で、世界196カ国で事業を展開しています。
国内FXでは提供されていない以下のようなシステムを導入していることから、多くの日本人も利用しています。
- 少ない投資でハイリターンを狙えるレバレッジ1000倍
- 入金額以上の損失が出た場合、損失をXM(エックスエム)が肩代わりしてくれる「ゼロカットシステム」
そんなXM(エックスエム)では「両建て取引」が可能です。
「両建て取引」とは、同一通貨ペアの売り・買いポジションの両方を同時に保有する取引です。
例えば、売り・買いポジションを同ロット保有している場合、含み益と含み損は相殺されるため、大きな損失は生まれずリスクヘッジとなります。
リスクを最小限に抑えながら投資を行いたい方におすすめです。
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XM(エックスエム)の両建てのメリット
XM(エックスエム)の両建てのメリットは、以下の2つです。
- XM(エックスエム)ポイントを多く獲得可能
- 事実上、証拠金が無くても運用可能
それぞれ解説します。
XM(エックスエム)ポイントを多く獲得可能
引用：https://www.xmtrading.com/jp/xm-loyalty-program
XM(エックスエム)には、ボーナスや現金に変換できるXMP(XMポイント)が貯まる「XM(エックスエム) ロイヤルティプログラム」が導入されています。
取引に応じてXMPが貯まるプログラムで、参加に特別な申請は不要です。
XM(エックスエム)の口座で取引を行えば、自動でXMPを貯められる仕組みです。
また、XM(エックスエム)ロイヤリティプログラムには「ロイヤルティステータス」というクラス制度があります。
トレードを行った日数によって自動的にステータスが以下の4段階にアップグレードされます。
- エグゼクティブ
- ゴールド
- ダイアモンド
- エリート
上位のステータスになるほど、1ロットにつき獲得できるXM(エックスエム)ポイントが増加するため、モチベーションの高い状態で取引が可能です。
ただし、新規注文後、10分以内にクローズ決済した取引には、XMPは付与されないので注意しましょう。
事実上、証拠金が無くても運用可能
XM(エックスエム)では、両建てすると証拠金が0になります。
FX取引はあらかじめ現金を口座に入金することで、それを担保としたレバレッジ取引が可能で、この口座に入金されたお金を「証拠金」と言います。
一般的には、売り・買いのうちの片方もしくは両方のポジションの証拠金が必要ですが、XM(エックスエム)の場合は不要です。
そのため、他の取引所と比べて証拠金に余裕が生まれるので、他の取引や新たなポジションの保有のためにお金を使えます。
注意点として、証拠金が0になるのは「同ロット数の両建てのみ」なので気をつけましょう。
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XM(エックスエム)での両建てのデメリット
XM(エックスエム)での両建て取引のデメリットは、以下の2つです。
- スワップポイントが過剰にかかる
- ロスカットになる可能性は無くならない
それぞれ解説します。
スワップポイントが過剰にかかる
XM(エックスエム)で両建てを行う場合「スワップポイント」が過剰にかかってしまう恐れがあります。
スワップポイントとは、2ヵ国間の金利差を調整する仕組みです。
金利が高い方の通貨を保有したまま日をまたぐと、金利差が日割りでもらえ、安い方を保有すると金利を払うものです。
そのため、両建てを行えばリスクなしでスワップポイントを稼げると考える方も少なくありませんが、それは誤りです。
XM(エックスエム)では、主要通貨ペアのスワップポイントは買いと売り両方がマイナスポイントに設定されているため、過剰にスワップポイントがかかる可能性があります。
ロスカットになる可能性は無くならない
XM(エックスエム)においても、他のFX業者同様、ロスカットになる可能性はなくなりません。
ロスカットとは、FXの強制決済システムのことで、一定のラインまで証拠金維持率が下がると強制的に決済されるシステムです。
XM(エックスエム)の場合、ロスカットラインは20％に設定されており、最大レバレッジが高いことから、他の業者よりも高い設定です。
XM(エックスエム)では両建てが可能なので、ロスカットになるまでの損失は出ないと思われがちですが、相場の流動性によっては含み損が生まれてロスカットになる可能性もあります。
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XM(エックスエム)で許可されている両建て取引
XM(エックスエム)では、同一口座内・同一通貨ペアの両建てのみ、唯一認められています。
以下のようなケースが該当します。
- 1ロットでドル円を買いポジション
- 同口座で1ロットでドル円を売りポジション
上記のように、同一口座で同一通貨ペアを両建てすることは可能です。
また、買いと売りでロット数は同じでなくても問題ありません。
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XM(エックスエム)で禁止されている両建て取引
XM(エックスエム)では、以下の両建て取引が禁止されています。
- 複数人での両建て取引
- XM(エックスエム)で複数口座を使った両建て取引
- XM(エックスエム)と他業者を併用した両建て取引
複数人・複数口座での両建てが禁止されている理由は、XM(エックスエム)が「ゼロカットシステム」を採用しているからです。
「ゼロカットシステム」とは、入金額以上に損失額が出ない仕組みです。
例えば、〇〇口座で買いポジション、▲▲口座で売りポジションを持ったとします。
このケースでは、為替レートが大きく下落しても〇〇口座の損失は入金額までで済みます。
一方で、▲▲口座の売りポジションでは利益が出るため、いわゆる負けない両建てが出来てしまいます。
上記3つをひとつずつ見ていきましょう。
複数人での両建て取引
1人での両建てはもちろん、複数人(グループ)での両建て取引も禁止です。
例えば、AさんとBさんでXM(エックスエム)の口座を解説したとします。
- Aさんがドル円買いポジション
- Bさんがドル円売りポジション
上記のケースは両建てとして認識されます。
最悪の場合、利益取り消しのペナルティを課せられる可能性があるので、注意しましょう。
XM(エックスエム)で複数口座を使った両建て取引
XM(エックスエム)では、1アカウントにつき8つの口座を開設できます。
しかし、口座をまたいで両建てするのは禁止されているので注意が必要です。
例えば、XM(エックスエム)でA口座とB口座を開設した場合、
- A口座でドル円買いポジション
- B口座でドル円買いポジション
上記のように、同一口座ではなく、口座をまたいだ両建ては禁止です。
複数の口座を運用する方は、十分に気をつけましょう。
XM(エックスエム)と他業者を併用した両建て取引
XM(エックスエム)と他業者を利用した両建ても禁止されています。
例えば、以下のケースはNG行為です。
- XM(エックスエム)口座でドル円売りポジション
- 他業者Aの口座でドル円買いポジション
複数の業者を利用している方は、意図せずに両建てにならないように気をつけましょう。
XMで禁止事項を実行した際のペナルティ
禁止取引を行うと、以下のようなペナルティを課せられる可能性があります。
- 利益取り消し
- 出金拒否
- 口座凍結
口座凍結は、利益が抹消されるだけでなく、口座から残金を引き出すこともできない最も重いペナルティです。
その他にも、禁止されている両建てを行い、XM(エックスエム)側がロスカット・ゼロカットした場合、XM(エックスエム)側に出た損害額と同じ金額が請求される恐れがあります。
ご紹介した複数口座・複数人での両建ては、とくに起こりやすい禁止取引です。
禁止取引だと知らずに行ってしまったケースもあるため、十分注意し、その他になにが禁止行為に該当するのか知っておきましょう。
XM(エックスエム)の両建てを解除する方法
XM(エックスエム)の両建ては解除可能です。
PC・スマートフォンそれぞれの解除方法を紹介します。
PCでの解除方法
PCで両建てを解除する方法は、以下のとおりです。
- 1.解除したいポジション上で右クリック
- 2.「注文変更または取り消し」をクリック
- 3.「注文種別」のタブをクリック
- 4.「両建て解除」を選択
- 5.「複数決済」を選択
以上の5ステップで解除できます。
1.の段階で、誤ったポジションを選択しないように注意しましょう。
スマートフォンでの解除方法
スマートフォンで両建てを解除する方法は、以下のとおりです。
- 1.解除したいポジション上で長押し
- 2.内容を確認し「両建て解除」をタップ
PCよりも簡単に解除が可能です。
XM(エックスエム)の両建てに関するよくある質問
最後に、XM(エックスエム)の両建てに関するよくある質問をQ＆A方式で紹介します。
裁量取引はバレるのか
「裁量取引」とは、自身の判断で売買を行う取引のことで、前述のとおり、複数の口座・複数人で意図的に損失を抑えた売買は、XM(エックスエム)では禁止されています。
そして、裁量取引はバレる可能性が高い取引です。
裁量取引はその時々の感情が取引に影響するため、自動売買よりも売買の頻度が多く、リスク回避に偏った取引内容になります。
そのため、不自然な注文として感知・識別され、バレる恐れがります。
利益取り消しなどのペナルティを課せられる可能性があるので、裁量取引は控えましょう。
自動売買システムは使えるのか
XM(エックスエム)では、自動売買システムの利用も可能です。
自動売買システムは、例えば「毎日15時に米ドル/円を購入する」と設定すると、自動で取引を行ってくれるため、買い忘れなどを防げます。
そのため、24時間チャンスを逃さず、感情に左右されずに計画的な取引が可能です。
XM(エックスエム)の場合、公式ページの「プラットフォーム」から自動売買システムのMT4・MT5をダウンロードできるので、導入を検討している方は試してみてください。
また、注意点として、自動売買システムを使った高速スキャルピング(新規注文から10分以内で行う短期取引)は禁止されているので気をつけましょう。
XM(エックスエム)の両建てまとめ
今回はXM(エックスエム)の両建ての特徴や解除方法についてお伝えしました。
XM(エックスエム)では、同一口座内・同一通貨ペアの両建てのみ、唯一認められています。
しかし、複数口座・複数人での両建ては禁止されているので、注意しましょう。
誤って禁止行為を行うと、利益取り消し、口座凍結などのペナルティが課せられる可能性があります。
禁止行為に気づいたら、今回紹介した両建て解除方法ですぐに対応しましょう。
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