この記事を読んでいるあなたは、
- 海外FXのリスクを知りたい
- 海外FXのデメリットやメリットを知りたい
- 海外FXの国内FX業者との違いを知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回は、そんなあなたに向けて「海外FXのデメリットやメリット、リスクや国内FX業者との違い」などをお伝えしていきます。
なお、以下の記事でおすすめの海外FX業者13社のランキングを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
海外FXのデメリット
海外FXのデメリットを解説します。
- 税金が高い
- スプレッドが広い
- 出金の手数料が高く、時間がかかる
- 金融庁の認可を受けていない業者がある
- 信託保全が無い業者がある
それでは、1つずつ見ていきましょう。
税金が高い
海外FXのデメリットは税金が高いことです。
累進課税なので、稼ぎが増えれば増えるほど税率が高くなります。
国内FXの所得税が固定15%に対し、海外FXは5%〜45%の間で変化するので注意が必要です。
海外FXの場合、税率は以下のように変化します。
所得額 | 所得税率 |
---|---|
195万円以下 | 5% |
195万円を超え330万円以下 | 10% |
330万円を超え695万円以下 | 20% |
695万円を超え900万円以下 | 23% |
900万円を超え1,800万円以下 | 33% |
1,800万円を超え4,000万円以下 | 40% |
4,000万円超え | 45% |
所得額330万円以下であれば、海外FXは国内FXよりも税額が低くなります。
しかし、それを超える稼ぎになると海外FXが税金的に不利です。
目標金額によっては国内FXを選んだ方がいいケースもあるので、海外FXを検討している方は税率が高まることも踏まえて利用しましょう。
スプレッドが広い
海外FXのデメリットはスプレッドが広いことです。
スプレッドとは『売値と買値の差』のことで、スプレッドが広いと1取引あたりのコストが高くなります。
なので、シンプルに取引コストを下げたい方は海外FXよりも国内FXがおすすめです。
どうしても海外FXを利用したい方はスプレッドが狭い業者を選びましょう。
スプレッドが狭い海外FX業者はこちらです。
- AXIORY
- iFOEX
- Land Prime
取引のコストを下げたい方は海外FXを利用してみてください。
出金の手数料が高く、時間がかかる
海外FXのデメリットは出金の手数料が高いことです。
国内FXであればほぼ無料ですが、海外FXは手数料がかかるケースがあります。
海外FXの出金手数料についての注意点は以下です。
- 毎月1回まで無料だが、それ以降は手数料がかかる
- 指定の金額を下回る場合、手数料がかかる
- 無条件で2,000円〜5,000円取られる
無料の出金には、回数制限や金額制限があるので注意しましょう。
また、海外FXは出金に時間がかかるのもデメリットです。
国内FXであれば、即時〜2営業日で出金できますが、海外FXは3〜5営業日かかります。
金融庁の認可を受けていない業者がある
海外FXのデメリットは金融庁の認可を受けてない業者があることです。
金融庁の認可は信用材料になりますが、ほとんどの海外FX業者は金融庁の認可を受けていません。
海外FX業者がなぜ認可を取らないかというと、理由は以下です。
- 海外FXのメリットがなくなってしまうから
- レバレッジを25倍までに制限しなければならないから
- ゼロカットシステムが適用できなくなるから
海外FXはハイレバレッジやゼロカットシステムがあるのがメリットですが、金融庁の認可を受けてしまうとそれらのメリットがなくなります。
海外FXとしてのメリットを消さないために、海外FX業者は金融庁の認可を受けていないのです。
信託保全が無い業者がある
海外FXのデメリットは信託保全が無い業者があることです。
信託保全があれば、FX会社が倒産しても預けた資産は返還されます。
ですが、海外FXのなかには、リスクヘッジとなる信託保全がない業者もあるので注意が必要です。
倒産時のリスクヘッジをしたい方は、信託保全のあるFX業者を選びましょう。
海外FXのメリット
海外FXのメリットを解説します。
- ハイレバレッジで取引できる
- 追加証拠金なし
- 少額から始められる
- ボーナスやキャッシュバックがある
- MT4・MT5の取引ツールが使える
- NDD方式で相場急変時の約定拒否がない
- ロスカットの基準が低い
それでは、1つずつ見ていきましょう。
ハイレバレッジで取引できる
海外FXのメリットはハイレバレッジで取引できることです。
国内FXは25倍がレバレッジ上限ですが、海外FXは500倍や1,000倍など、さらにハイレバレッジで取引できます。
リスクは高まりますが、少ない資金で大金を動かせるので、海外FXは大きく稼ぎやすいです。
追加証拠金なし
海外FXのメリットは追加証拠金がないことです。
国内FXは一定の証拠金維持率を下回ると、追加で証拠金を入金しなければなりません。
ですが、海外FXの場合、相場が急変動しても業者がマイナス分を負担してくれます。
焦って追加証拠金を入金する必要がないので、安心して取引したい人には嬉しいシステムです。
少額から始められる
海外FXのメリットは少額から始められることです。
ハイレバレッジをかけられるので、少ない資金でも大きな取引ができます。
仮に自己資金10万円とした場合の取引金額が以下です。
レバレッジ | 取引できる金額 |
---|---|
100倍 | 1,000万円 |
500倍 | 5,000万円 |
1,000倍 | 1億円 |
レバレッジ1,000倍なら、自己資金10万円で1億円の取引ができます。
ここまで大きな取引ができるのは、海外FXがハイレバレッジだからです。
少ない資金で大きく稼ぎたい人はチャレンジしてみてください。
ボーナスやキャッシュバックがある
海外FXのメリットはボーナスやキャッシュバックがあることです。
ボーナスは大きく分けて以下の3種類があります。
- 新規口座開設ボーナス
- 入金ボーナス
- 取引ボーナス
ボーナスの恩恵を受けたい方は、海外FXを利用してみてください。
なかには、口座開設だけで1万円もらえる業者もあり、国内FXよりもボーナスが大きい傾向にあります。
MT4・MT5の取引ツールが使える
海外FXのメリットはMT4・MT5の取引ツールが使えることです。
国内FXは数社しか対応していませんが、海外FXならほとんどの業者がMT4・MT5に対応しています。
ちなみに、MT4・MT5を使用するメリットは以下です。
- 動作が軽い
- 自動売買ができる
- 画面をカスタマイズし放題
表示時間が日本時間ではないのがデメリットですが、慣れれば特に問題ありません。
高性能な取引ツールを使用したい方は、海外FXを利用してみてください。
NDD方式で相場急変時の約定拒否がない
海外FXのメリットは相場急変時の約定拒否がないことです。
国内FXのDD方式では、相場急落時に約定拒否をされるケースがあり、それが不安材料となります。
一方、海外FXのNDD方式では約定拒否がおこる心配がありません。
損切りできず、大きな借金を背負う心配がないので、安心して取引できます。
ロスカットの基準が低い
海外FXのメリットはロスカットの基準が低いことです。
国内FXは証拠金維持率50%〜100%が限界ラインですが、海外FXは20%程度まで持ちこたえられます。
ゆとりを持って取引したい方は、海外FXを利用してみてください。
海外FXのリスク
海外FXのリスクを解説します。
- 出金拒否や口座凍結などのトラブルが発生している
- ハイレバレッジで資金管理が難しい
それでは、1つずつ見ていきましょう。
出金拒否や口座凍結などのトラブルが発生している
海外FXは出金拒否や口座凍結などのリスクがあります。
FXで増やしたお金が出金不可となるケースがあるので気をつけましょう。
出金拒否や口座凍結の原因と対策は以下です。
原因 | 対策 |
---|---|
規約違反をしてしまった | 規約を確認する |
一定期間取引を行わず、残高ゼロになってしまった | 新しい口座を作成する |
悪徳業者に騙された | 金融ライセンスがあるか利用前に確認する |
出金できないのは大問題なので、トラブルが起きる前に対策しておきましょう。
ハイレバレッジで資金管理が難しい
海外FXはハイレバレッジで資金管理が難しいというリスクがあります。
レバレッジが高いと損失が膨らみやすく、それと同時に証拠金維持率も下がりやすいです。
気づかぬうちにロスカット寸前まで追い詰められてしまう可能性があるので、海外FXの資金管理には気をつけましょう。
海外FX業者と国内FX業者の違い
海外FX業者と国内FX業者の違いを解説します。
- FXの取引量
- スプレッド
- 安全面
それでは、1つずつ見ていきましょう。
FXの取引量
海外FX業者と国内FX業者の大きな違いの1つに、FXの取引量があります。
自己資金10万円とした場合の取引量は以下です。
レバレッジ | 取引量 | |
---|---|---|
国内FX | 25倍 | 250万円 |
海外FX | 200倍〜1,000倍 | 2,000万円〜1億円 |
海外FXと国内FXとでは、約40倍もの取引量の差があります。
少ない資金で多くの取引をしたい方は海外FXがおすすめです。
スプレッド
海外FX業者と国内FX業者の大きな違いの1つに、スプレッドがあります。
両者のスプレッドの違いは以下です。
スプレッド | おおよその数値 | |
---|---|---|
国内FX | 狭い | 1.2pips~4.0pips |
海外FX | 広い | 0.2pips~2.0pips |
海外FXはスプレッドが広く、1取引あたりのコストが上がりやすいです。
逆に、国内FXはスプレッドが狭いので負担が軽いです。
具体的な数値は取引通貨や業者によって異なるので、利用の際はスプレッド数値をよく調べておきましょう。
安全面
海外FX業者と国内FX業者の大きな違いの1つに、安全面があります。
両者の安全面の違いは以下です。
海外FX | 国内FX | |
---|---|---|
金融庁の認可 | なし | あり |
信託保全 | 業者による | あり |
詐欺業者 | いる | ほぼいない |
見てのとおり、安全面においては国内FXが優秀です。
国内FX業者は金融庁の認可を得る必要があり、信託保全も必須なので、安心して利用できます。
一方、海外FXの場合、金融庁の認可は基本ありません。
信託保全も業者によるため、これから海外FXを利用する方は慎重に業者の見極めを行いましょう。
海外FXのメリット・デメリット、リスクまとめ
今回は「海外FXのメリットやデメリット、リスク」などについて解説しました。
- 海外FXはハイレバレッジで大きな取引が可能
- 追加証拠金は業者が負担してくれるため、ロスカットの基準が低い
- 便利ツールMT4が使用でき、ボーナスも全体的に豪華
海外FXは自由度が高い取引をしたい方におすすめです。
国内FXよりもレバレッジ上限が高く、少額で大きな取引ができます。
詐欺業者がいるかもしれないのがデメリットですが、きちんと見極めを行えば心配ありません。
ボーナスが豪華で多くのキャッシュバックがもらえるので、ぜひ海外FXを利用してみてください。
なお、以下の記事でおすすめの海外FX業者13社のランキングを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。