MT4・MT5を日本時間で表示する方法を解説!インジケーターや時差の計算方法も紹介

この記事を読んでいる方は、

  • MT4・MT5は日本時間の表示が可能か知りたい
  • MT4・MT5を日本時間にするインジケーターについて知りたい
  • MT4・MT5利用時の海外との時差の計算方法を知りたい

上記のようにお考えではないでしょうか。

この記事では、MT4・MT5を日本時間で表示するインジケーターの紹介や、その設定方法について解説します。

なお、以下の記事でおすすめの海外FX業者12社のランキングを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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MT4・MT5は日本時間にすることは可能

MT4 MT5 日本時間 可能

MT4、MT5ともに、日本時間として表示することは可能です。

これらのツールは多くのトレーダーが利用しているものですが、標準のものだと日本時間として表記されていないため、使いづらさを感じる方も多いでしょう。

もともとはニューヨーク市場の時間帯がベースとなっているため、日本で使う場合を想定されて作っていないことが理由となっております。

しかし、この問題はインジケーターを使うことによって解消可能です。

インジケーターとは、市場分析などに使うプログラムを指すのですが、これを使って「日本仕様」にすることで、問題解決に繋げていきましょう。

ポイントとしては、この手のインジケーターは、外部サイトからのダウンロードが求められます。

そのため、具体的なインジケーターの取得方法についてを細かく見ていくことにしましょう。

MT4を日本時間にする方法

MT4 日本時間 方法

MT4を日本時間にする方法としては、下記4つのステップを踏んでいきましょう。

手順としては道なりに進んでいけば設定可能なため、決して難しい作業ではありません。

  • MT4版のインジケーターをダウンロード
  • ファイルの確認
  • MT4内にファイルを移動
  • MT4を再起動させて適用

それぞれの詳細を、細かく解説していきます。

MT4版のインジケーターをダウンロード

MT4版 インジケーター ダウンロード

出典:https://indicatortank.fxmt.co/downloads/fxmt%e6%97%a5%e6%9c%ac%e6%99%82%e9%96%93mt4/

MT4版のインジケーターを探す際は、初めにFXmt inditankと呼ばれるサイトでダウンロードを行います。

無料でのダウンロードが可能ですが、会員登録(名前・メールアドレス)が必要なので、必要事項を入力しておきましょう。

MT4版 インジケーター 無料取得

出典:https://indicatortank.fxmt.co/checkout/purchase-confirmation/

登録が完了したら、申し込み完了ページに「FXmt日本時間(MT4)◯◯(バージョン数)」のリンクがあるため、そちらをクリックしたらダウンロードは完了です。

ファイルの確認

実際にファイルを確認し、インストールの準備を始めます。

FXmtでダウンロードすると、複数のファイルが入っているため、まずは中身を確認しましょう。

中身は以下のような形になっています。

  • 初心者向けFAQ.txt
  • 必読.txt
  • FXmt日本時間◯◯(以前のバージョン).ex4
  • FXmt日本時間▲▲(最新バージョン).ex4

この中で「初心者向けFAQ.txt」「必読.txt」は、これからインジケーターを導入する方は確認しておくべきものとなります。

手順を見誤らないように、まずは内容を読んでおきましょう。

実際にインストールするものは「FXmt日本時間」と書かれている最新ファイルとなります。

2022年7月現在では「FXmt日本時間410.ex4」と呼ばれるものが最新のものとなるため、そちらを選択して準備を始めましょう。

MT4内にファイルを移動

中身が問題なければ、MT4内にファイルを移しましょう。

インストール開始時はMT4を開き「ファイル」の中にある「データフォルダを開く」をクリックします。

その後に「MQL4」「Indicators」「Examples」の順番でフォルダを開き、さきほど見つけたファイルを格納します。

純粋にファイルを貼り付ければ問題はないので、作業としては決して難しいことではありません。

MT4を再起動させて適用

ファイルの移動が終われば、あとはMT4を再起動させるだけです。

そうすることで、時間帯が日本時間になるよう適用されます。

チャートが表示されている画面の右下に「日本時間」という表記が新たに出ているため、そちらをクリックしてみましょう。

これにより、日本時間が表示されるようになります。

MT5を日本時間にする方法

MT5 日本時間 方法

MT5で日本時間に表示させる方法を解説していきます。

手順としてはMT4と同じく、難しい作業は必要ないため、すぐに対応できるでしょう。

工程としては、大きく分けて以下の4つに分けられます。

  • MT5版のインジケーターをダウンロード
  • ダウンロードしたファイルの展開
  • ファイルをMT5内に移動
  • MT5を再起動させる

それでは、詳細を確認していきましょう。

MT5版のインジケーターをダウンロード

MT5では「JPN_Time_Light」というインジケーターを用います。

このインジケーターは複数のサイトからダウンロードできるようになっているため、一度「JPN_Time_Light ダウンロード」と検索してみると良いでしょう。

こちらは会員登録なしでダウンロードできるため、個人情報無しで利用できるようになります。

JPN_Time_Lightの準備ができたら、次に進みましょう。

ダウンロードしたファイルの展開

ダウンロードが完了したら、実際に解凍してファイルを確認します。

Zipファイルとなっているため、そのまま利用しようとしないようにしましょう。

PCによって解凍方法は少し異なるかもしれませんが、基本はファイル名(JPN_Time_Light_MT5.zip)をダブルクリックしたり、右クリックで「すべて展開」と選択することで展開できます。

そうすることで新たなファイルが生成されるので、そちらを活用するようにしましょう。

ファイルをMT5内に移動

展開したファイルをMT5に移しましょう。

ファイルを確認してみると、JPN_Time_Light.ex5というものがあるので、そちらを利用します。

手順としては、MT5を開き「ファイル」の中にある「データフォルダを開く」を確認しましょう。

その後「MQL5」フォルダから「Indicators」を開き、JPN_Time_Light.ex5を格納させます。

MT5を再起動させる

MT5への移動が終わったら、MT5を一度再起動させます。

そうすることで、今までは表示されていなかった「JPN_Time_Light」という項目が表示されるようになるため、そちらをチャート上に移せば終了となります。

アプリ利用時の時差の計算方法

アプリ 時差 計算方法

ここではMT4・MT5のアプリ利用時の時差の計算方法を解説します。

MT4やMT5は、アプリを使って確認する方もいることでしょう。

日本時間がわからないと、参考にしたい情報の取捨選択が難しく、煩わしく思うものです。

前提から解説していきますので、理解を深めていきましょう。

標準設定はニューヨーク市場

基本的にMT4やMT5は、ニューヨーク市場の開場時間に合った形で作られています。

この理由からPCでの時間も、日本表示になっていませんでした。

ただし、アプリの場合はPCのように、インジケーターを使うことはできません。

したがって「ニューヨーク市場と日本市場の時差はどれだけあるか」を理解しておくことが、現実的な問題解決として有効と考えられています。

日本のGMT時間と比較した計算方法

基本的な計算方法は「標準設定時間よりも7時間遅くする(ただしサマータイムは除く)」といった考え方で問題ありません。

MT4やMT5では、グリニッジ標準時(GMT)という考え方をベースに用いられています。

ニューヨーク市場の場合、グリニッジ標準時よりも2時間早い計算になるため「GMT+2」と表記されます。

対して日本は、グリニッジ標準時よりも9時間早いため「GMT+9」という形で表現されています。

したがって、ニューヨークと日本の両者の差分を確認すると「日本が7時間早い」計算になるため、機械的に7時間遅い時間で考えられれば問題ないということになります。

注意点としては、アメリカでは3月から11月まで「サマータイム」という制度を導入しています。

この時期に関してはアメリカはGMT+3となるため、日本時間の計算には注意が必要です。

そのため、サマータイムの間は「日本が6時間早い」と考える必要があり、その場合は6時間遅い計算で時間を確認する必要があります。

サマータイムの時期や仕様については、あらかじめ把握しておくとよいでしょう。

MT4・MT5の日本時間表示まとめ

MT4 MT5 日本時間 まとめ

今回は、MT4・MT5を日本時間で表示するインジケーターの紹介や、その設定方法について解説しました。

正確にトレードしたいと考えた場合、おのずと正しい日本の時間帯を知りたくなるものです。

今回紹介したように、インジケーターの導入や、時差への理解をしておくことで、万全のトレード体制を準備できるでしょう。

トレード環境を良くすることで、日々の取引のミスも減り、間接的にですが成果にも繋がります。

MT4やMT5を使い始めたら、なるべく早めに導入し、パフォーマンスの高いトレードをしていきましょう。

なお、以下の記事でおすすめの海外FX業者12社のランキングを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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