XM(エックスエム)で確定申告する際の手順|申告時の基礎知識や必要な書類、注意点を解説

この記事を読んでいるあなたは、

  • XM(エックスエム)で確定申告する際の手順について知りたい
  • XM(エックスエム)の確定申告に必要な書類を知りたい
  • XM(エックスエム)での確定申告の注意点について知りたい

上記のようなことを考えているかもしれません。

この記事では、そんなあなたに「XM(エックスエム)の確定申告の手順、必要な書類、注意点」をお伝えしていきます。

なお、以下の記事でおすすめの海外FX業者12社のランキングを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事

この記事を読んでいるあなたは、 初心者におすすめの海外FX業者を知りたい 多くのプロが使っている稼ぎやすい海外FX業者を知りたい 海外FXと国内FXの違いや、税金関連について知りたい上記のように考えているかもし[…]

海外FX業者おすすめランキング12選!初心者向け人気FX口座を徹底比較

確定申告における基本情報

確定申告における基本情報

確定申告の基本情報は以下の通りです。

  • 決済した利益が反映
  • 利益から経費を引く
  • 社会保険控除などを引く
  • 雑所得と損益通算可能
  • 翌年2月16日から約1ヶ月の間に提出

それぞれ解説します。

基本的な情報として、XM(エックスエム)のような海外FXの税金は、累進課税に含まれます。

累進課税は、課税対象が増えるごとに税率が上がる仕組みです。

税率は、15%から55%まで幅が広いのもそのためでしょう。

国内FXは、税率が20.315%と税率は低いです。

決済した利益が反映

XM(エックスエム)では、決済した利益が反映されます。

そのため、ポジション保有中の含み益は計算されません。

決済が完了した利益に税金が課されることを覚えておきましょう。

利益から経費を引く

確定申告では、利益から経費を引いた金額に税金がかかります。

経費になるものは以下のものです。

  • 本や雑誌
  • パソコンやスマホ代
  • 取引手数料

ただし、パソコンやスマホ代は、XM(エックスエム)でどのくらい使っているかで経費になるか決まります。

うまく経費を使いながら、税金を支払いましょう。

社会保険控除などを引く

確定申告の際は、社会保険控除などを引きます。

控除額は、生命保険などの保険料によって変動します。

控除できるものは以下の通りです。

  • 医療費控除
  • 社会保険料控除
  • 生命保険料控除
  • 地震保険料控除
  • 配偶者控除

あなたが利用できる控除を探して、利用しましょう。

雑所得と損益通算可能

XM(エックスエム)の海外FXは、XM(エックスエム)以外の雑所得と損益通算が可能です。

例えば、オークションや仮想通貨などと損益通算ができます。

ただし、国内FXとはできないので注意が必要です。

国内FXは申告分離課税で、海外FXは、総合課税になっており、課税方法が異なるため、損益通算ができません。

また、前年度の損失の繰越計上はできないので、覚えておきましょう。

翌年2月16日から約1ヶ月の間に提出

確定申告は、1月1日から12月31日までの所得を翌年2月16日から1ヶ月の間で行い、期限内に提出しなければなりません。

もし、定申告を忘れたまま放置していると、追加の税金を払う必要があるので注意が必要です。

余計な税金を払いたくない方は、期限内に確定申告を終わらせましょう。

XM(エックスエム)の確定申告で求められる書類

XM(エックスエム)の確定申告で求められる書類

XM(エックスエム)の確定申告で求められる書類は、以下の4つです。

  • 年間取引報告書
  • 控除証明書(社会保険や医療費など)
  • 経費に関わる領収書
  • 源泉徴収票

それぞれ解説します。

年間取引報告書

XM(エックスエム)の確定申告をする際は、年間取引報告書の提出がありますが、義務付けされていません。

ただし、申告内容に不備がある場合、確認のため、年間取引報告書の提出が求められます。

年間取引報告書は、1年間分の記録が必要になり、2022年の場合、2021年1月1日から2021年12月31日の記録になります。

年間取引報告書の提出が求められたときのために、前もって準備しましょう。

控除証明書(社会保険や医療費など)

XM(エックスエム)の確定申告では、控除証明書の提出が求められます。

全員に当てはまるものではなく、社会保険料を払っている方や病院での診察、治療に年10万円以上支払っている方など条件を満たしている方のみ提出できます

社会保険料や医療費などの書類を提出すると、税金の控除を受けられるので忘れずに提出しましょう。

経費に関わる領収書

経費に関わる領収書は、忘れずに提出しましょう。

領収書に当てはまるものは、ネット代やパソコン代、参考者などの勉強に使ったものです。

確定申告では、利益から経費を引いた金額に対して税金がかかるので、余分のお金を払わないためにも必ず提出しましょう。

源泉徴収票

源泉徴収票は、給与所得者のみ準備します。

会社に勤めている方は、年末に源泉徴収票をもらうので、捨てずに取っておきましょう。

源泉徴収票の提出はありませんが、確定申告の入力の際に給与を書く欄があるので入力の参考にします。

手続きをスムーズに行うためにも、源泉徴収票は手元に残しておきましょう。

XM(エックスエム)で確定申告の必要がある人

XM(エックスエム)で確定申告の必要がある人

XM(エックスエム)で確定申告の必要がある人は以下の条件の方々です。

  • 年20万円の利益がある会社員
  • 年38万円の利益がある自営業

それぞれ解説します。

年20万円の利益がある会社員

会社に勤めている方で年20万円の利益がある場合は、確定申告の必要があります。

XM(エックスエム)で得た利益は、会社の給与とは関係ないので申告しなければなりません。

XM(エックスエム)の税金は雑所得に分類され、他にも雑所得の利益がある方は、合わせた利益が20万円を超えている場合は確定申告しましょう。

確定申告を忘れてしまうと、余計に税金がかかるので注意が必要です。

年38万円の利益がある自営業

自営業者で年38万円の利益がある方は、確定申告の必要があります。

自営業者以外にも、専業主婦や学生も当てはまります。

給与がない分、確定申告の利益の基準が高いことも特徴の1つです。

会社員と同じように確定申告を忘れると余分に税金を支払わないといけないので、提出日までに行いましょう。

XM(エックスエム)の収益で確定申告をする手順

XM(エックスエム)の収益で確定申告をする手順

XM(エックスエム)の確定申告の手順は以下の通りです。

  • 確定申告書の作成
  • 給与所得・控除額・雑所得を入力
  • 所得控除を入力
  • 住民税等の入力
  • 個人情報の入力
  • 税務署に提出

それぞれ解説します。

確定申告書の作成

XM(エックスエム)の確定申告をするときには、確定申告書の作成から始めます。

確定申告書は、国税庁のホームページから作成できます。

国税庁のサイトにアクセスすると「作成コーナートップ」という画面に移動して「作成開始」をクリックしましょう。

クリックすると「税務署への提出方法を選択してください」と表示されるので「印刷して書面提出」を選択します。

給与所得・控除額・雑所得を入力

次に、給与所得や控除額、雑所得の入力をします。

給与所得などは、会社からもらった源泉徴収票に記載されているので、間違えないようにしましょう。

雑所得は、6つの記入欄があります。

  • 種目
  • 名称
  • 場所
  • 収入金額
  • 必要経費
  • 源泉徴収額税(該当者のみ)

雑所得も、間違えないように入力しましょう。

間違えて入力すると税金が上がるので、注意が必要です。

所得控除を入力

給与所得や控除額、雑所得の入力が終わると、所得控除の入力があります。

控除の入力は、あなた自身が当てはまっているかどうか確認してから申請をしましょう。

申請をする方は、証明書は必要になるので、事前に準備が必要です。

入力が終わると、納付金額の結果が出るので、確定する前に、もう一度確認してから次に進みましょう。

住民税等の入力

住民税等の入力では、XM(エックスエム)を副業としてやっている方は注意が必要です。

住民税等の入力の際に「住民税を自分で納付する」を選択しないと、副業が会社にバレてしまいます。

「住民税を自分で納付する」を選択すると、納付書が自宅に届けられるので入力しましょう。

会社にバレたくない方は、住民税を自分で納付するを選択したかどうかきちんと確認しましょう。

個人情報の入力

最後に、住所や氏名など個人情報の入力をします。

今まで税金などの入力で大変でしたが、あなた自身の個人情報も間違えがないようにしましょう。

日頃から住所や電話番号の入力を間違える方は、入力後の確認が必要です。

すべての個人情報の入力が終わると「申請作成終了」ボタンを押しましょう。

税務署に提出

すべての情報の入力が終わると「帳票表示・印刷」ボタンをクリックします。

もう一度、入力した情報が間違っていないか確認したあとに、印刷しましょう。

印刷した確定申告書と申請書などの書類と一緒に税務署に提出します。

XM(エックスエム)の確定申告をする際の注意点

XM(エックスエム)の確定申告をする際の注意事項

XM(エックスエム)の確定申告をする際の注意事項は以下の3つです。

  • 口座を複数保持している場合は合算したうえで申告
  • XM(エックスエム)のボーナスは所得に含まれない
  • 確定申告に遅れると追加課税のリスクあり

それぞれ解説します。

口座を複数保有している場合は合算したうえで申告

複数の口座を持っている方は、合算したうえで申告しましょう。

すべての口座が課税対象なので、それぞれの口座で年間収益を計算します。

例えば、A口座で50万円の利益が出ており、B口座で5万円の損益が出た場合、合計45万円の利益が出ているので、申告には45万円と入力します。

忘れずに持っている全部の口座を計算して、申告しましょう。

XM(エックスエム)のボーナスは所得に含まれない

XM(エックスエム)のボーナスは所得に含まれません。

ボーナスはあなたの利益として自由に使えないので、所得になりません。

確定申告する際には、ボーナス分は利益として計算されないので、間違えてボーナスを入力することもないので安心しましょう。

確定申告に遅れると追徴課税のリスクあり

確定申告が遅れると、追加課税のリスクがあります。

確定申告した税金が本来の税金より低い場合は、追徴課税を払う必要があります。

また、理由もなく申告が遅れた場合は、無申告加算税を払わなければなりません。

余分に税金を払わないためにも、期限内に適切な税金を払いましょう。

XM(エックスエム)の確定申告に関してよくある質問

XM(エックスエム)の確定申告のQ&A

XM(エックスエム)の確定申告の質問は以下の3つです。

  • スマホは経費にできるか
  • 損失が出ても申告すべきか
  • 1円でも安くしたい場合は何をすべきか

それぞれ解説します。

スマホは経費にできるか

スマホを取引で使っていることを証明できれば、経費にできる可能性があります。

しかし証明ができなければ、経費にはなりません。

ただし、スマホの通信費は経費にできることがあります。

損失が出ても申告すべきか

損失が出た場合は、申告する必要はありません。

しかし、損失がある場合でも申告することで節税になることがあります。

XM(エックスエム)以外の所得に利益がある場合、損失を相殺できるので、結果的に利益が減り税金が低くなります。

1円でも安くしたい場合は何をすべきか

1円でも安くしたい場合は、法人口座の作成をしましょう。

法人口座は、個人口座よりも税金の面でお得です。

例えば、

  • 800万円以下の所得の場合、税率15%
  • 800万円以上の所得の場合、税率23.9%

年収800万円以上の方にはメリットがあります。

しかし、年収800万円以下の方は、税金でデメリットがある場合があるので、正しく計算するために税理士に相談して、法人口座を作りましょう。

XM(エックスエム)の確定申告まとめ

「XM(エックスエム)の確定申告」まとめ

今回は、XM(エックスエム)の確定申告の手順、必要な書類、注意点ついてお伝えしました。

XM(エックスエム)の確定申告で求められる書類は、年間取引報告書、控除証明書(社会保険や医療費など)、経費に関わる領収書、源泉徴収票の4つです。

また、確定申告の手順は、6つのステップに分かれてますが、それほど難しくありません。

XM(エックスエム)を始めて確定申告をする方は、利益が出たことになるので嬉しいことです。

面倒と思わずに、確定申告の手続きをしましょう。

なお、以下の記事でおすすめの海外FX業者12社のランキングを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事

この記事を読んでいるあなたは、 初心者におすすめの海外FX業者を知りたい 多くのプロが使っている稼ぎやすい海外FX業者を知りたい 海外FXと国内FXの違いや、税金関連について知りたい上記のように考えているかもし[…]

海外FX業者おすすめランキング12選!初心者向け人気FX口座を徹底比較