この記事を読んでいるあなたは、
- 海外FXで出金拒否される理由を知りたい
- 出金拒否されないためにはどう準備すれば良いか知りたい
- 出金拒否を受けた際にどう対処すれば良いか知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回は、そんなあなたに向けて「海外FXで出金拒否される理由と具体的な回避策・対処法」などをお伝えしていきます。
なお、以下の記事でおすすめの海外FX業者13社のランキングを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
海外FXでは出金拒否される可能性がある
海外FXは、出金拒否されることもしばしばあります。
最も多いのはユーザー自身が原因の場合で、知らない間に禁止行為をしてしまっていることも珍しくありません。
トレーダーにとって有利な条件となるトレードは、実は禁止や制限されていることが殆どです。
具体的な出金拒否の理由については、ここから細かく解説していきますので、ぜひご参照ください。
海外FXでよくある禁止事項一覧
海外FXで禁止されている項目としては、以下のものが一般的です。
- 裁定取引(アービトラージ)
- ゼロカットシステムの悪用
- サーバーの脆弱性を突いたトレード
- 作為的な窓狙いの取引
基本的に、海外FXでは「ゼロカットシステム」など、ユーザーの満足度を高める施策を数多く用意しています。
ですが、そういった仕組みを悪用することで、業者のマイナスになるようなことに対しては徹底的に禁止事項として掲載しています。
仮にそれが意図していなかった行動であっても、そういったサービスの裏をかいた運用をしていないかどうかを、再度確認しつつ読み進めましょう。
裁定取引(アービトラージ)
海外FXでは裁定取引の禁止を定めている業者が多く存在します。
- 業者間のレート差
- スワップポイントの差
- 得られるボーナスの差
裁定取引とは、これらを巧みに利用して利益を重ねていく方法となります。
手数料の計算など必要になりますが、この手法は事実上確実に利益を出せる方法であるため、国内FXでは裁定取引は禁止となっています。
海外FXでも、一部では認められているところもありますが、禁止されているところも多いので、実際に裁定取引を利用する時は規約を細かく確認しておくべきです。
ゼロカットシステムの悪用
海外FXではゼロカットシステムを使った悪用を厳しく取り締まっています。
そもそもゼロカットシステムとは、高い金利を扱うことでユーザーの損益を補填するために生まれた仕組みです。
それゆえに、国内FXではこのようなゼロカットシステムを搭載しているところはほぼありません。
言い換えると、ゼロカットシステムは、あくまでユーザー目線に立った時にサービスを利用しやすいように用いられた仕組みであるのですが、この仕組みを巧みに悪用した形で取引をすることを禁止しています。
例えば意図的にゼロカットを招きざるを得ない形でエントリーしてみたりなど、明らかに海外FX業者の損失となるような行動をとってしまうと、サービスの出金時に出金拒否を受ける可能性はあります。
サーバーの脆弱性を突いたトレード
サーバーの脆弱性を狙ったトレードをすると、出金拒否を受ける可能性はあります。
脆弱性を敢えて突いたbot運用などを行い、不当に売上を出した場合、その出金を差し押さえられる可能性があるのです。
もちろん自動売買ツールが認められているFX口座も存在しますが、それもあくまで規約に則って運営するうえで利用を許可しているものが大半です。
サービスの抜け穴を狙った取引をしてしまうことで、不正利用の疑いを持たれる可能性があるため、注意が必要です。
作為的な窓狙いの取引
作為的に窓を狙った取引をすることで、出金拒否を受ける可能性があります。
窓とは「チャートの途切れ」を指します。
チャートをご覧になるとわかりますが、たとえば休場明けと休場前のところに、チャートが表示されていない空白の時間帯があるでしょう。
これと海外FX特有の「ゼロカットシステム」を利用することで、以下のような行動が取れてしまいます。
- 週末前の終了前のトレードで可能な限りのフルレバレッジの金額でエントリー
- 窓開け後に決済される
- この際の結果は、膨大な収益かゼロカットシステムによる微損のどちらかになる
つまり、入金額を最小にした状態で窓が始まる前にレバレッジをマックスで入金することで、週明けには大きな結果が出るわけですが、ゼロカットシステムがある以上、最悪でも証拠金が0になるだけで、それ以上の損失はFX業者持ちとなってしまいます。
これは我々ユーザー側からすると「必勝法」のように見えてしまいがちですが、FX業者からすると膨大な損失を抱えかねません。
したがって、こういった行動を取らないように、FX業者側はあらかじめ規約に載せているなどし、窓狙いのトレードに対して目を光らせているのです。
海外FXで出金拒否される理由
海外FXで出金拒否される理由は、大きく分けて下記4つとなります。
- 出金不可なボーナスだった
- 業者が悪徳業者だった
- 業者の倒産
- 利用者が禁止行為を行った
出金できないケースは状況によってさまざまですが、ここで紹介する事例を理解しながら出金拒否を未然に防ぐようにしましょう。
出金不可なボーナスだった
そもそも出金できないボーナスだった場合は、出金したくてもできません。
海外FXの中では「ボーナス」というものは一般的に認知されていますが、この手のボーナスの中には、出金はできない決まりのものも多く存在します。
海外FXには、出金可能なボーナスと、出金不可能なボーナスがあります。
- 口座開設ボーナス
- 入金ボーナス
これらのような、さまざまな種類のボーナスが存在しますが、ボーナス規約等でボーナスごとに出金可否について条件が定められています。
そのため、出金不可能なボーナスを出金しようとすると出金拒否となるのです。
規約を違反した場合は、ボーナスを没収となるリスクもあるため、注意が必要です。
業者が悪徳業者だった
海外FXで出金が拒否されてしまう理由の中には、業者が実は悪徳業者だったというケースもあります。
ユーザーの口座に貯まっているお金を、悪徳業者が自分達の資金として利用しよう企みます。
方法としては、以下のような手口を取るところが多いです。
- 大々的な新規登録キャンペーンなどを募る
- 利用者の口コミなどからさらに登録者が増える
- 多くのユーザーが多額の資産を入金するようになる
- 一定額を超えた時点で出金ができなくなり、悪徳業者が持ち逃げする
出金拒否をされた場合は、仮に問い合わせを入れても、何かしら理由をつけて、出金拒否という判断を下そうとしてくることが多いです。
そのため海外FXを利用する前には、その業者の名前を検索して口コミを見て、安全性を確認することが大事です。
業者の倒産
海外FXで出金が拒否されてしまう理由のひとつとして、業者が倒産してしまったことが挙げられます。
当然ですが、FX業者も企業ですので、キャッシュフローが悪くなると倒産してしまいます。
そうなると、ユーザーが出金したくても、企業側に潤沢な資金がなければそもそも支払えないのです。
とくに新しく出来たばかりでまだ信頼性の無い業者や小規模な業者などは、倒産してしまう可能性が高いです。
そのため、海外FXを利用するときには、信頼性の高い業者や実績のある業者を選ぶことがリスク回避につながります。
利用者が禁止行為を行った
ユーザー側の問題で、出金拒否をされることもあります。
海外FXで出金拒否される理由は、業者側の問題だけではありません。
- クレジットカードの出金額が、入金額を超えている
- 両建て禁止のFX口座で両建て取引をした
- サーバーの脆弱性を意図的に狙った
これらのような理由で、出金拒否を受ける可能性はあります。
海外FXの禁止行為は業者によっても異なるため、規約を細かく確認しておくと良いでしょう。
出金先の情報が違う
出金拒否を受ける理由として、そもそも入力した出金先の情報が違うということがあります。
出金先の情報というのは、銀行名や支店名など、海外FXを利用するときには必要不可欠な情報です。
これに関しては、海外FX業者が誤ったユーザーに送金しないことも目的としているため、仕方のないことともいえるでしょう。
出金拒否のリスクを回避するためにも、出金前に今一度、自分の口座が正しいかどうかを確認しておくようにしましょう。
海外FXで出金拒否された場合の対処法
海外FXを使っていて出金拒否を受けた時は、主に2つの手順をとって解決していきます。
- 問い合わせをする
- 弁護士に相談する
前提として出勤拒否された時に最も考えられる要素としては、規約として存在していたものに気づかなかったということです。
規約違反であれば、出金拒否状況が改善される可能性は低いため、一度行動を起こす前に再度規約に目を通すようにしたうえで、以下手順を取っていきましょう。
問い合わせをする
出金拒否を受けた際は、はじめにその業者に問い合わせを入れることが大切です。
そもそも出金拒否を受けたとしても、何らか手違いである可能性も否めません。
そのため、まずは原因を知るためにも、海外FX業者に問い合わせを入れるようにしましょう。
内容によっては、出金拒否が改善しないこともあります。
あくまで原因を知ることを主目的として、出金出来なかった根本原因となる情報を集めましょう。
弁護士に相談する
出金拒否の状況が変わらなければ、弁護士への相談も視野に入れるべきです。
ですが海外FXの場合、金融庁の管轄外となるため、日本の法律が通用しない可能性もあります。
例えば、責任の所在や追求の仕方など、国内のFXとは違った戦い方をしなければなりません。
したがって、海外FXのトラブルに強い弁護士を探すところから始めるべきでしょう。
このような形で、最終的には法律の観点から弁護士に力を借りるのも1つの手です。
海外FXで出金拒否されるリスクを減らす方法
海外FXを利用していた際に出金拒否を避けるためには、以下4つの方法を理解しておく必要があります。
- 出金する際のルールを把握しておく
- ライセンス取得済の業者を選ぶ
- 分別管理を行っているか確認する
- 信託保全を導入しているか確認する
意図的に不正を犯していたというのは言語道断ですが、ちょっとした認識の違いで出金拒否を受けては元も子もありません。
そうならないためにも、ここからお伝えする4つのポイントは必ず押さえておきましょう。
出金する際のルールを把握しておく
送金前に「出金時のルール」を理解しておくことで、出金拒否のリスクを軽減させられます。
海外FXはレバレッジが高いなどの魅力がありますが、都合のいいタイミングで出金しようとして出金拒否されるというケースも報告されています。
- 最低出金額よりも下回った指示を出していた
- 出金不可のボーナスを出金しようとした
これらのような問題を起こしていないか、注意しておきたいものです。
こういった内容は、事前に規約を確認していないために起こりがちなので、出金の際にはきちんとルールを確認しておく必要があるでしょう。
海外FX業者では、禁止されている取引方法はいくつかあり、それによって得た利益を無効とすることがあります。
このような不正取引とみなされるような取引が続くと、出金拒否となりがちです。
そのため、事前に業者の評価や不正とみなされる取引の仕方などを把握しておくことが大切です。
ライセンス取得済の業者を選ぶ
利用する海外FX業者が、ライセンスを取得しているかどうかを調べておくことも大切です。
ライセンス取得済みの業者は、信頼性も高く、安心して取引できる指標になります。
金融ライセンスは取引を行う国から発行されるものになるので、厳しい審査を通過した業者だけに付与されるものと言えます。
したがって、このライセンスを持っているということは信頼性の高い業者ということになるのです。
金融ライセンスには様々な種類がありますが、正規のライセンスの場合は、ライセンス名だけではなく、ライセンス番号も付与されているはずなので、ライセンス番号を検索することで本物かどうかを確かめることが可能です。
分別管理を行っているか確認する
出金拒否を受けないためには、分別管理を行っている取引業者を選ぶことをおすすめします。
分別管理とは、ユーザーが持っている資産と、FX業者が保有している資産と分けて管理をする考え方です。
もし海外FX業者が倒産したとしても、あなたの資産が守られていますし、使われることもありません。
逆に分別管理を行っていないということは、ユーザーの資産とFX業者の資産が一緒くたになっている状態となります。
こうなると、あなたの資産の一部を密かに使われている可能性も否めません。
そのため、安全性の高い海外FX業者は、分別管理を行っています。
したがって、ユーザの立場からすると、分別管理を行っている業者か否かを調べることで、海外FX業者の透明性の高さを測れるのです。
作為的な出金拒否を受けないためにも、分別管理を行っている業者を選ぶようにしましょう。
信託保全を導入しているか確認する
安全性の高い海外FX業者を調べるにあたって、信託保全を導入している業者を確認することが大切です。
信託保全とは、ユーザーから預かっている資産と、FX業者の資産を分けるために信託銀行に管理してもらうことです。
信託銀行が間に入るため、FX業者が倒産したとしても、確実に信託銀行にあなたのお金は残ります。
もちろん、あなたの資金が使われるわけではないので、金額は全額返還されることが一般的です。
そのため、信託保全を導入している海外FX業者は信頼度が高いと言えるでしょう。
もし安全性を求めて海外FX業者を探しているのなら、信託保全を導入している業者を選ぶよう心がけましょう。
海外FXで出金拒否になりにくいおすすめ業者4選
ここからは、出金拒否になりにくいおすすめの海外FX業者を紹介します。
- XM(エックスエム)
- AXIORY(アクシオリー)
- iForex(アイフォレックス)
- Tradeview(トレードビュー)
比較的大きな金額を入金することもあり、出金拒否に関するリスクが少ない時点で、利用を視野に入れるのも決して悪くはありません。
メリットやデメリットなどを総合的に判断して、申し込むべき海外FX業者を見つけ出しましょう。
XM(エックスエム)
海外FX業者の中でも出金拒否になりにくい業者としてXM(エックスエム)という業者があります。
この業者は、悪質な出金拒否がないことが口コミからわかり、取引ルールさえ守ればきちんと出金されることが分かります。
金融取引のライセンスも取得しており、顧客の資金管理も徹底されている点も魅力の1つ。
出金時に関するルールは存在していますが、ややこしい内容ではないため、それさえ守れば出金拒否されることはまずないでしょう。
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AXIORY(アクシオリー)
海外FX業者の中でもAXIORY(アクシオリー)は、出金拒否になりにくいことで知られています。
出金時の対応も丁寧になっており、出金申請から24時間以内に着金できるよう徹底しています。
その他にも、出金拒否に関するルールが少ないため、拒否されるケースはまずないと考えていいでしょう。
指定した銀行以外の出金ができない点や、保有しているポジションに必要な証拠金以上の出金はできないといった、シンプルな内容のため出金に関する困りごとなどはなく運用できるでしょう。
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iForex(アイフォレックス)
iForex(アイフォレックス)は1996年に設立した老舗海外 FX 業者として知られています。
1996年から今まで、インターネット上で観測する限り出金拒否をされたという噂や口コミなどはありません。
複数の金融ライセンスを所有しており、信頼性が高いことから出勤される可能性は極めて低いと考えていいでしょう。
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Tradeview(トレードビュー)
Tradeview(トレードビュー)では、信頼性の高さに定評があることもあり、出金拒否を受けたという口コミはありません。
日本語サポートに関しては若干の懸念はあるものの、サービス自体の透明性の高さは、海外FX業者の中でもトップレベルと考えて良いでしょう。
取引自体もNDD方式を取っており、悪質な業者ではないため安心して利用できます。
キャンペーンやボーナスに対しては物足りなさがあるのは否めませんが、2社目、3社目の口座開設として検討してみても良いでしょう。
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海外FXの出金拒否まとめ
今回は「海外FXで出金拒否される理由と具体的な回避策・対処法」について紹介しました。
基本的に出金拒否を受ける場合は、何らかの手違いがあるというよりは、海外FX業者が定めた規約を正しく理解できていなかったことが可能性として大きいです。
もし仮に出金拒否されたのであれば、一度今までの行動を振り返って、どんなところに原因があったのか考えてみると良いでしょう。
またどうしても分からない時は、もちろん今の状況を各サービスの問い合わせ窓口に連絡してみるのも1つの手です。
客観的な情報を得ることで、今まで見落としていた情報を見つける手がかりにもなるでしょう。
そしてそれでも状況が解決しないのであれば、多少予算はかかるものの、弁護士への相談も視野に入れてみるべきです。
業者に海外FX業者についての意識がある弁護士を見つけ状況を伝えることで、資金を回収できる可能性もあります。
このような形で様々な手を考え、出金拒否状態を解消できるように動いていきましょう。
なお、以下の記事でおすすめの海外FX業者13社のランキングを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。